大崎下島で温州ミカンが栽培され始めて100年以上の歴史があります。

現在は、レモンを始めとした柑橘の一大生産地になっています。

しかしながら、柑橘類については市場の変化にともなう価格の低下や

柑橘農家の高齢化が進んでいることもあり、耕作放棄地が増加するなど、

将来的には生産地としての存続が危惧されています。

 

そんな中、平成24年5月、今まで捨てられていたものを使用、

商品化・販売し、生産者へのプラスαの収益に繋げていこうと

「瀬戸内ネロリウム協議会」が発足しました。

 

メンバーは、地元ＪＡや多角的に飲食業を営む企業、観光業者、地元テレビ局を始めとし、

地元の生産者、古民家活用者、社会福祉法人等々と弊社で構成されています。

 

平成28年3月には弊社H・Rが大崎下島に精油蒸留工場を併設した「ネロリの島cafe」をオープンさせ、

製造の全工程から出荷作業までを島内で行うことができるようになりました。

これに伴い地域での雇用も拡大し、

今まで以上に地元還元を目指した製品づくりを進めています。

 

また広島県呉市や商工会と連携を図り、カフェを使用したコミュニティ事業も開始しました。

観光や地域内外における新たな交流拠点として、大事な役割を担い始めています。

 

地域資源から地域全体のブランディングを目指して。

今後も活動を続けていきます。

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ネロリの島®

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​株式会社H・R